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障害者支援施設青谷学園は、京都府障害福祉分野におけるロボット等導入支援事業の補助金で、離床検知すると瞬時にナースコールに知らせる離床CATCHⅢを内蔵した低床電動昇降ベッド(エスパシアシリーズKA-N1811H)を8台導入しました。
これまでも見守り機器として眠りSCANのみを使用していましたが、離床の検知・通知にタイムラグがありました。そのため、情緒や歩行の不安定なご利用者様の離床を検知して訪室しても、すでにベッドから降りて転倒してしまっているということもありました。
新たに導入した低床電動昇降ベッド(エスパシアシリーズKA-N1811H)は、既存の眠りSCANと接続することも可能で、離床時の検知率も向上しました。多少の寝返り程度は検知しませんが、上体を起こすなど体圧の減少を検知するとナースコールに発報します。
職員1名はコードレスフォンを持っており、発報があればすぐに応答して対応することができます。また、固定電話でもナースコールの応答は可能です。
特に夜勤体制は男性職員2名と女性職員2名の4名体制のため、眠りSCANの警告のタイムラグさえもご利用者様がベッドから転落されたり無理にベッドから降りられたりして思わぬ怪我を負うなど、取り返しのつかない事故になりかねません。そのため、夜間の見守りに掛かる職員の心理的負担はかなり大きい状態でした。
今回の機器導入により、リアルタイムで離床を検知・発報してくれることで迅速な対応ができ、職員の心理的負担が軽減されました。